号泣するなら『ノラや』
泣きすぎてヘロヘロになりましたよウンノです。
内田百閒の随筆集『ノラや』

この本を読んで、いつ以来か、2年前の結婚式以来か、『ニューシネマ・パラダイス』を初めて観たとき以来か、ものすごく号泣しました。
内田百閒の飼っていたノラという猫が失踪した時の作者の狼狽ぶりは、はたから見ると滑稽にも見えるほどですが、それほどまでにペットがいなくなることが飼い主にダメージを与えるものか。
さらにそのあと飼ったクルという猫が衰弱して亡くなっていく場面はあまりにも悲しすぎて、僕は泣きすぎてティッシュで涙をぬぐいすぎて目の周りがヒリヒリガビガビになりました。
今ペットを飼っている人、これから飼おうという人に必ず訪れるペットとの別れ。
その覚悟を常日頃から持っておくためにも、どんなに悲しくてもこの本を読むべきだ、ああそうだと思いましたよ。

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by gotsutei | 2012-02-24 12:00 | 動物 | Comments(0)