『男はつらいよ』に出た『仁義』の面々
これはお上品!ウンノです。
以前、このブログで『男はつらいよ』シリーズに出演していた『七人の侍』について書きました。
全48作品のこのシリーズ。『仁義なき戦い』シリーズで強烈なヤクザを演じていた俳優たちもたくさん出演しています。
前田吟(『広島死闘篇』)
田中邦衛(『仁義なき戦い』~『完結編』まで)
内田朝雄(『仁義なき戦い』~『完結編』まで)
室田日出男(『広島死闘篇』『代理戦争』『頂上作戦』)
渡瀬恒彦(『仁義なき戦い』『代理戦争』)
そして
川谷拓三(『仁義なき戦い』~『完結編』まで)
『仁義』シリーズの5作すべてに役を変えどれも下っ端組員として、時に銃で惨殺され、時に手首を切り落として熱演していた川谷拓三が、『男はつらいよ』第36作で子連れの独身、ロシア辞典の編集者の役を演じていたときは、なぜか嬉しかったです。いつか突然、広島弁をしゃべりだすんじゃないかという期待をうっすら持ちながら観てしまいました。
渡瀬恒彦は『仁義』シリーズ、というより、東映の匂いをまとわらせながらの出演で(第33作)、いろんな映画評を見ると
「男はつらいよの世界に溶け込んでない」
「渡瀬恒彦だけ浮いている」
と酷評されてますが、『仁義』ファンだけは、そこがいいんじゃないかと思っているに違いない。
そういえば加藤武(『代理戦争』『頂上作戦』)も第33作の最後にちょこっと出てました。
by gotsutei | 2011-07-29 09:59 | 映画 | Comments(0)