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「ある戦慄」

CGが無くたって面白い映画はたくさんあるんだウンノです。


WOWOWで録画してあった「ある戦慄」という映画を見ました。
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43年前の1967年の映画です。
主演はボー・ブリッジス。ジェフ・ブリッジスの兄です。小型犬のような顔です。
他に、ココリコの遠藤に似ているマーチン・シーンがこの映画でデビュー。
ヴィンセント・ギャロをさらに凶悪にしたような顔のトニー・ムサンテも出ています。

あらすじは
深夜の地下鉄に二人組のチンピラが乗り込んで来て、乗客たちに絡みまくり迷惑をかけまくっていたら、片腕を骨折中でギプス中の兵士が怒り爆発でチンピラをボコボコ殴りまくるというものです。

インターネットでこの映画を調べたら、
この映画では「都会の無関心、人種問題、同性愛、暴力」などが描かれているという解説が多いです。まあそういうことだと思います。


僕がこの映画を見て、感じたことは
CGが無くたって面白い映画はできるし、マッチョなスターが出ていなくたって迫力あるアクション映画になるのだなあ
ということです。

だいたいこの映画の舞台は地下鉄の一車両なので、CGの使いどころがないです。
それに、もし主演がスタローンやジャン・クロード・ヴァン・ダムだったら片腕どころか両腕を折っていても余裕でチンピラを倒してしまうだろうし、映画開始20分くらいで倒してしまって短編映画にしてしまうに決まってます。彼らが戦うのは、大国の軍隊や異星人などと相場が決まってます。

映画を見ている人にリアルな衝撃を与えるためには、CGやマッチョなスターは邪魔になるのだなあということが改めてわかりました。

この映画を見た人は、必ず頭の中で自分の立場に置き換えようとすると思います。
自分の身近にもありえるし、アメリカではなく静鉄電車のなかでも充分起こりうる出来事です。
非現実な世界を楽しむのも映画の魅力ですが、リアルに現実を見つめなおすのもまた映画ならではです。
こういう映画って大切です。

by gotsutei | 2010-06-24 10:42 | 映画 | Comments(0)